良問を集めた『迷問の森』で思考力を鍛える!

良問を集めた『迷問の森』で思考力を鍛える!

重問とどっちを買えばいいのか悩ましいですよね?

今回は物理の問題集として重問と双璧をなす迷問の森について解説していきます。

量より質の参考書

重要問題集と大きく違う点は、1問1問が難しく解説がわかりやすい分、問題量が少ないことです。

10全てを網羅するか、1を聞いて10を知るかはそれぞれ好みによると思います。

問題数が少ない分、1問に詰まっている要素は多いので、要素が分割してある重問と比べると難しく感じる人も多いかと思います。

その分解説も図を多用して丁寧に書いてあるので、理解できないことは心配しな畔いいです。

ただ、迷問の森は問題と答えが見開きの同じページに乗っているので、演習するときは何かで隠さねばならず、少し使いにくいかもしれません。

エッセンスからステップアップしやすい

物理はほとんどの人が基礎を詰めるのにエッセンスを使っています。

そのため、同じ河合塾が出している迷問の方が必要としている知識に一貫性があったり、解説に慣れているので、ステップアップしやすいと思います。

特に物理は前提条件から導かれる状態について考える際、速度や加速度などいろいろな情報を経由しますが、その順序は人によって異なりますし、どちらの方向を正とするかも人それぞれですので、慣れた解説の方が理解しやすいです。

エッセンスで学んできた人にとっては迷問の方が考え方も近いので、解説に違和感を持つことも少ないと思います。

難関大をめざすなら迷問というわけではない

よく難関大をめざすなら迷問という意見を聞きます。

ですが、私は重問を使っていましたし、そうは思いません。

もちろん物理が苦手で1周目でほとんどできない状態では非効率ですし、A, B問題に分かれている重問の方が向いています。

しかし重問にも思考力を鍛えるような難しい問題は沢山あるので、基礎的な問題ばかりで難関大の入試には対応できないなんてことは無いと思います。

物理が得意で、学ぶ情報が1問1問分かれた重問は面倒に感じるのであれば、より複合的な迷問で効率よく終わらせる方が向いているというだけだと思います。

まとめ

物理の学習は理解できるかが鍵となってくるので、問題のレベルと解説の読みやすさをよく見て、自分に合っているものを選んでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました