大学への数学『1対1対応の演習』で基礎固め!

大学への数学『1対1対応の演習』で基礎固め!

青チャは途中で飽きてしまいませんか?

そんな人にオススメの基礎段階で使える参考書、1対1対応の演習について解説していきます。

1対1は質、青チャは量

基礎段階に取り組む参考書として青チャと双璧をなす参考書です。

特徴は1問が重く解説が充実しているかわりに問題数が少ないところです。

基礎を体系的に学ぶ参考書では「1冊やり切れるか」が重要で、やりきれなかった分野は苦手分野に直結します。

チャートで基礎知識と基本的な式変形を学び切ると恩恵は大きいですが、飽きっぽい人にあの分厚さは厳しいのではないでしょうか?

比較的薄く、大学への数学ならではの面白い解説のついた、1対1演習の方が向いている人もいると思います。

量を少なくして1問1問考えて解きながら定着させるというのは、1問あたりに習得してほしい要素が増えるので、機械的な作業の多い青チャの方が難易度は低いので注意しましょう。

分野の分け方が違う

この本では、一般的な分野の分け方をせず、いくつかの分野を一緒に扱います。

例えば、数Ⅲを「複素数&2次曲線」と「極限&微積」で分けているので、楕円の回転など数Ⅲで分野をまたぐような難問に抵抗感が薄れます。

また、この分け方は大学で発展する学問を元に分けていると思われるので、切り離さない方が理解しやすい部分もあったりします。

わかりやすい例だと、微分と積分は単元こそ違いますがリンクしているのはほとんどの人が知っていると思います。

他にも2次曲線である双曲線を複素数を使って回転させると反比例のグラフになったりと、実はリンクしている事実が多くあったりします。

まとめ

数学を本質から理解して効率的に学びたい、理系的な考え方を持った人や、飽きっぽくて分厚い参考書はやりきれない人にオススメの参考書ですので、特徴をよく理解して使いましょう。

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