数学の応用問題は解いていて楽しい瞬間はありませんか?
今回は数学が好きな人がこぞって読んでいる月間・大学への数学を解説していきます。
受験用の参考書には向かない
1冊につき1単元を扱うので、この本で基礎知識を入れたり、問題演習をするのはあまりオススメできません。
全ての単元の重点のみをまとめた参考書は沢山あるのでそっちをやった方がいいでしょう。
あくまで数学への好奇心として読んでください。
とにかく情報が新鮮
月間・大学への数学は大学への数学が毎月出版している数学をテーマにした雑誌です。
毎月更新される参考書はこれだけではないでしょうか?
そのため毎年に入試問題に対応しているだけでなく、毎月の分野について、傾向や新しい知識などが載っています。
また学生に向けた塾や模試の広告をみることができます。
例えば大数は「大数ゼミ」という数学のワークショップを渋谷で開催していて、実際に大数を執筆している人が講師として授業をしてくれます。
普段見にすることのできないピンポイントの情報も得ることができるのも魅力の一つです。
コラムや学コンなど数学好きには面白い
この本は毎月のテーマに沿って、その分野に関する興味深いコラムや豆知識がたくさん書かれています。
私も過去に自分が考えついた発想を掲載してもらったことがありますが、そのようにしていろいろな人が持っているとっておきの考えを知ることもできると思います。
また、数学に自信がある人は毎月最後のページに応募用紙の付いている「学力コンテスト」に挑戦してみてください。
学力コンテストは数学の難しい問題を解いて応募し、良い点数を取ると来月の成績優秀者の欄に名前を書いてもらえます。
数Ⅲを使わない部門も用意されているので、文系の人や2年生でも参加できます。
学校の先生や大学生なども参加しているそうなので、そこそこ解くにはハイレベルな数学の学力が必要です。
買うなら4月号がオススメ
4月号のテーマは毎年「今年の入試問題」となっていて、色々な大学の問題と傾向の分析をいち早く知ることができます。
数学だけにはなりますが、自分の志望校の入試傾向が変わっていないか確認できる貴重な情報ですので、気になる人は4月号から買ってみるのがオススメです。
また自分が説いた過去問についての評価を見るのも面白いです。
「難易度D##じゃん、やっぱ解かなくてよかったのかー」とか「この問題は傾向どうりだったんだな」など解いた感想を友達と話している感覚になります。
まとめ
私は学校の先生から借りて読んでいましたが、本屋で買うよりも年間購読した方がお得です。
楽しめる人にとっては雑誌を読んでいるだけで受験勉強になる最高の本ですね。
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