東工大は和訳問題が多かったのでそれだけのために買った参考書です。
ほとんどの国立大では和訳問題が出る
国立大の入試は記述型が多いので和訳問題は避けては通れません。
記述だからこそ理解していても減点されない正確な文を書く必要があります。
感覚で解くとミスが起こりやすいので機械的に和訳を解く方法を身につけなければなりません。
私も東工大の入試は毎年和訳が頻出であったのでこの本をやりました。
和訳問題を解くには…
機械的な和訳の流れははまずその文の構文を掴み、ある程度日本語の骨組みを決めた上で、単語や熟語の意味を挿入していくといった感じです。
単語や熟語ばかりに目がいきがちですが、和訳問題に出てくる英文はit toやto tooをはじめとした構文を取れることが多いです。
構文を掴みさえすれば、後は「◯◯しすぎて◯◯できない」のような骨組みの穴を単語の意味で埋めるだけになり、正確な日本語訳が書けるようになります。
また、長文中に出てくる文を訳せという問題の場合でも、構文を掴み単語の意味が分かれば、文章の内容があまりわかっていなくても得点することができます。
1冊の本としてまとまりが良い
この本は見開き1ページごとに2文程度の英文が載っていて、それを全て日本語訳する形式で進みます。
そして、全部で50章と比較的薄い参考書なので1ヶ月もあればやりきれます。
英文に直接書き込んであるかのような解説もとてもわかりやすかったり、難しい問題にはライオンのイラストが描いてあったりととても綺麗な参考書です。
まとめ
1文1文がただの英文ではないので初めはなかなか難しいと思いますが、解説で和訳問題に重点を置いた構文を整理して、最終的には全てできるようにすると和訳問題が一気にできるようになります。
構文を意識したことがない人ほど大きく伸びると思うので頑張ってみてください。
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