物理はエッセンスが有名ですが、化学は何を使っていますか?
今回は化学版のエッセンスのような鎌田の理論化学、福田の無機化学、鎌田の有機化学を解説していきます。
演習をしながら知識を整理できる
教科書との大きな違いは覚えた知識をすぐに使ってみることができる点です。
特に化学では、出題のパターンが少ないので、その知識かどう出題されるのかをわかっているとより実践的に知識を吸収できます。
この参考書の問題は問題集のものとは違い、入試問題ではなく知識を定着させるためのシンプルなオリジナルの問題となっています。
演習ではなくあくまで確認用の問題ですので、これが終わったら入試問題が多く載っている問題集を始めてください。
1, 2周して内容が大体頭に入った後も、受験直前までわからない問題があったときに辞書のようにして使うことができます。
暗記用の冊子が付いている
化学の重要知識をオレンジのボールペンで書いて、赤シートで隠せるようにする人も多いと思いますが、この参考書を買えばそれを作る手間が省けます。
出版社が厳選した知識が赤シートで隠せるようにまとまっているので、手間をかけずに暗記できます。
自分で覚えるべき知識を抜粋して、ノートにまとめる手間を考えればこの冊子だけのために買ってしまうのもありだと思います。
移動時間に赤シートで隠して、周期表などの基礎的な部分からイオンの性質まで幅広いレベルの暗記に役立ちます。
説明に図が多用されている
教科書のように写真が載っていることは多いですが、意外と説明に図が使われている本は少ないと思います。
化学は共有結合は電子がどう振る舞っているのかなど図の方がイメージしやすいことが多々あります。
この本は、多くの図がカラー印刷されているので、化学の現象を具体的に理解するのに役に立ちます。
まとめ
正直、化学は知識が頭に入れば何を使ってもいいですが、物理のエッセンスのように使える参考書を探している人にはオススメです。
コメント