東工大はセンター試験(共通テスト)を足切りのみに使うので、6割を超えさえすればいい訳ですが、国語を早めに捨てるのはありなのでしょうか?
捨てた方がいい場合とやっておいた方がいい場合の両方を解説するので、自分の立場に合わせて選んでください。
国語の勉強時間を理系科目に回せる
学校の先生はやめた方がいいと言ってくることも多いと思いますが、受験科目が1科目なくなるメリットはとても大きいです。
私は高2の春から東工大を狙っていて、国語は一切勉強せず、センター試験では4割程度でしたが、合格することができました。
勉強期間が限られている現役生は特に科目を絞って勉強するのは立派な戦略です。
よく「東工大に合格する人はセンター試験もしっかり取れている」と言いますが、東工大に合格するような人は基本的に頭が良く、センター試験の点数が高いのはあたりまえです。
さらにセンターの点数が高いから受かった訳ではなく、ただ合格者はセンターの点数も高いという相関関係があるだけです。
私は勉強のスタートが遅かったので、国語に手を出していたら安定した数学の力は手に入らなかったのではないかと思っていて、国語を捨てるのに賛成です。
どうやって決めればいいのか?
結論から言うと『私立に行きたいか(行ってもいいか)』です。
基本的に国語を捨てても私立の理系はほとんど受けられるので、東工大志望を曲げない限り大きなデメリットはありません。
しかし成績の都合で第一志望の国公立を変更しなければならないことは十分にあります。
「国語をやっていれば東大も狙えたのに…」や「東工大はレベル的にきついから横国に落としたいけど国語のせいで横国も怪しい…」などが起き得ます。
高1、2の段階から受験時の成績を判断するのはすごく難しいことが、国語をやらなくてはいけない理由の一つです。
しかし、国公立にこだわらないのであれば状況は変わってきます。
私は「出来るだけ国公立がいいけど、早慶や理科大、明治でも全然いい」といった考え方でした。
そのため受験時のレベルはどうであれ、国公立は東工大を受験するとずっと決めていました。
もし東工大に受からないとしても、横国にこだわらず理科大、明治でもいいという考え方の人は国語をやらないデメリットは少ないです。
まとめ
学校で国語を捨てろなんて過激なことを言う先生はいませんが、国語を捨てることにも大きなメリットがあることも事実です。
国語ができないと物理や確率ができないなんてことも冷静に考えてあまりないと思います。
今回紹介した基準を一つ参考にして、自分はどっちの戦略をとるか改めて考えてみてください。
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