受験はなめてはいけません。
今回は私が感じた受験の厳しさを紹介するので、もし余裕を感じているのであれば認識を改めてください。
時間が足りない
本当に難関大学を狙っている人たちは
私は高2の夏までハードなサッカー部に所属していて、授業は理解していましたが、それまでは家で全く勉強していませんでした。
ですが部活を辞めた瞬間から受験勉強のスイッチを入れ、高2の休日は8時間、高3の前半は10時間、受験直前期には12時間ほど勉強をしていまた。
計画を立てて先を見通すととにかく時間がないと思い、国語と社会の勉強は完全に捨てて、理系科目を高2から1日1日を大切にして毎日集中力が続く限り勉強しました。
もしかしたら皆さんはもっと早い段階から始めているかもしれませんが、高3になっても勉強時間について親や学校からどうこう言われているようでは、厳しいことを言いますが難関大を目指すにはもう遅いと思います。
本当に難関校を目指している人たちは、早ければ小学生の頃から受験を意識した授業を受けていて、それを今更の努力では覆すことはできません。
そんな意識の高いライバルも勉強をし続けるので、これから一生懸命努力しても物理的に時間が足りないと思います。
この記事を見ている高1, 2生は気を引き締めて、できれば高2になったら受験を意識して、履修が終わった分野から勉強を開始してください。
文化祭や体育祭はしっかり楽しんで欲しいですが、意味なくだらだら過ごす余裕は1日もないと思って勉強してください。
合格するにはかなり学力が必要
私は、落ちはしましたが県内トップの公立を受けるくらいにはもとからでき、また他の人よりも要領が良いほうでした。
そんな私が毎日10時間以上勉強していたらまあ余裕を持って受かるんじゃないか、なんて考えませんか?
受かりはしたものの余裕なんて全くなかったことを思い知らされました。
慶応は落ちましたし、東工大は数学と物理で奇跡的にいつもよりもずっと高い力を発揮できて、英語と化学も過去問と同じくらいにはできた感覚でしたが、結果は合格点+5点でした。
合格できたのは運良く自分が解ける問題だけでてきたような年だったからだと思います。
高3の最後の模試でA判定が取れていたのに、運が悪ければ全然落ちていました。
A判定を取れている人も絶対に余裕を感じてはいけませんし、まだC判定までしか取れていない人は厳しい戦いになるので気を引き締めてください。
自分ほど運がいい場合でない限り、E判定から逆転合格するのはテクニックなんかでは埋められない差があり、本当に大変だと思ってください。
ストレスとの戦い
1年半という短い期間で無理をして勉強したので、かなり精神的にきつかったです。
9時に自習室に入り、お昼を食べる時間はもったいなかったので、トイレに行く以外は座りっぱなしで21時の閉館まで勉強しました。
移動時間や家での隙間時間も抜かりなく使っていると、徐々にストレスがたまっていき、腱鞘炎や腰の痛みも感じていました。
効率はそこまで落ちていなかったように感じるので、1日の勉強量には限界があることを感じました。
それでも無理をした友達は病んで、受験することすらできませんでした。
そうなる前に志望校のレベルを下げるか、浪人も覚悟するかして欲しいですが、ある程度のストレスには耐えなければならないと感じます。
まとめ
受験を楽観的に見ていた人は、気を引き締め直してもらえたら幸いです。
勘違いして欲しくないのは自信まで無くさないで欲しいことです。
今の自分がどんな状況に置かれているのかを客観的に、冷静に考え直してみてください。