いい参考書を語る上でこの本は外せません。
今回は選りすぐりの入試問題を集めた理系数学の良問・プラチカについて解説していきたいと思います。
1問1問に要素が詰まっている
数学で良問と言われる要因として美しいテクニックを使うという点が挙げられます。
例えば、線形計画法やファクシミリの原理など実際に社会で大活躍している性質を数学に応用した問題などが良問として扱われていると思います。
計算を格段に楽にする解き方を知れば自分の武器になりますし、同じ問題に対して3種類の解法から考えればいろいろな方向から考える習慣が付きます。
1つ1つの良問が持っている大切なポイントを噛み締めながら解いてください。
また、良問に似た問題はもしなど多くの場面で見かけます。
私の高校の定期試験で6問中4問がプラチカと数字まで一緒ということまで起きました笑
解いていて楽しい
良問の対義語は悪問です。
悪問とは考え方が分かっていても計算が煩雑すぎて解けなかったり、問題文が読み取りにくい問題を指します。
プラチカにそんな問題はないので、後味の思いをすることもありませんし、綺麗に解くことができたときはすごく達成感を得られます。
私はこの参考書を通して数学の応用問題を解くのは楽しいなと感じ始めることができました。
高1, 2からでも始められる
理科や数Ⅲは内容を終えるのに時間がかかるのでそれまでにできる入試問題は英語か数ⅠAⅡBです。
プラチカの難易度は高1, 2の河合模試の大問とよく似ているので、使っていると早い段階で効果を実感できます。
また、分野も細かく分かれているので学校で終わったところや苦手な分野だけ演習することもできます。
復習は丁寧にやろう
各問題に詰まっている要素を出来るだけ吸収するには丁寧に復習してください。
初めてでは解けない問題も多いと思いますが、しっかりと印をつけておき、2周目、3周目には全て自分の力で解ける状態にしましょう。
全ての問題で、答えを覚えていない状態で白い紙に回答できるようになるくらいが数学の復習ができた目安です。
同時に正確な記述ができているかにも気を使ってみましょう。
まとめ
プラチカはそれぞれの問題から得られる経験値の大きな問題集です。
受験期になってからの差につながるので頑張りましょう。
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