私は確率がとても苦手でした。
そんな時あえて確率だけに時間を割き、克服することができたときに使った『ハッと目覚める確率について解説していきます。
確率を苦手に感じる人は多い
確率は問題文にあまり数字が出てこないのが特徴です。
状況が日本語で説明されるので、それを数学的に解釈し直しすという段階で苦手に感じる人が多いのではないでしょうか?
また、確率分野ならではの独特な言い回しが多くあります。
例えば「同様に確からしい」や「一対一に過不足なく対応する」といった日本語が数学的にどんな意味を持つのかをきちんと理解できていますか?
それらを理解することが確率の考え方をレベルアップさせる上で必要になってきます。
参考書というより読み物
数学の参考書にしては数式などがあまり書いていません。
その上、自分が紙に書いて整理したい状況などが、図やイラストを使って既に整理されているので、移動時間に気軽に読み進められると思います。
文章を読みながら数式をイメージすれば、日本語の問題文から数学的に状況を想像するいい練習になると思います。
また、大学への数学でおなじみの安田亨先生が執筆しているて、怪しいおじさんのイラストと語り口調で笑ってしまうページもありました。
確率だけの1冊でもやる価値はある
確率の考え方は独特でそれ以外の分野をやっていても苦手意識が消えないと思うので、確率をのばしたいときは確率のみを集中的に勉強するしかありません。
そのためやれば周りの受験生と差をつけやすく、やり始めた段階で苦手でも1冊終える頃には得意分野となり、得点源になり得ます。
また、この本で培える問題の情報を図示して整理する精神は物理や勉強以外の場面でも大いに役に立ちます。
この本を一冊読んで得られるものはたくさんあると思います。
まとめ
確率だけ重点的に勉強するのも面白いと感じませんか?
確率に限らず、自分の苦手分野を重点的に勉強しようという精神は大切のにしてください。
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