過去問は赤本が有名ですが、青本
解説が丁寧で分かりやすい
青本は駿台の講師の方が執筆しているので、赤本よりも解説がわかりやすいです。
赤本は略解としているところも、青本では駿台模試のような解説丁寧な解説がついているので、より理解しやすいと思います。
受験直前期は学校がなくなるので、理解できないとすぐに質問できる人がいないので、解説の充実度は過去問にとって重要な要素です。
物理の解説に微積を使う
駿台は高校物理に微積を使うことは知っている人も多いかと思います。
多くの人は微積を使わずに現実世界からの想像と絡めて定性的に考えていますが、微積を使えば機械的に式変形をするだけで解けてしまうので、電磁気学のような現象が想像しにくい分野で差がつきやすくなります。
しかし、微積で物理を解くには、時間で微分したりするなどの計算操作に慣れる必要があり、時間がかかります。
ですので、過去問演習を始めるような受験直前期に解き方を大きく変えることはオススメしません。
微積の解説が理解できなそうだなと感じたら諦めて赤本を選んでください。
取り扱う大学が少ない
難関大しか青本がありません。
ですので志望する大学の青本がないことも多いですし、第一志望のものはあっても第四志望あたりの私立までは青本で揃えられないと思います。
過去問は出版社を揃えて、慣れた解説や傾向分析を読みたいのであれば赤本の方が向いている場合が多いです。
私は東工大や早慶以外に明治などの過去問も解きたかったのですが、青本にはありませんでした。
そもそも学校に赤本しかなかったので、それを借りて演習していました。
受験期直前には予約が殺到し、過去問を借りるのに2, 3人待ちなんてこともざらにあるので注意してください。
まとめ
入試問題は解説でも理解できない場合が多々あるので、自分の志望校の青本がある人は両方買って、2種類の解説を読むというのもありだと思います。
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