文系か理系かは受験に留まらず将来にも直結する大きな選択です。
早いうちから決まっていれば楽ですが、もし迷っていたら参考にしてほしい決め方を紹介します。
得意科目と苦手科目で選ぶ
学校の先生はこれはやらない方がいいと言います。
もちろん私もできれば興味のある分野を見つけてほしいと思いますが、受験科目で選ぶのも一つの手ではないでしょうか?
メリットとしてはまず、得意科目を使い苦手科目を使わないことで、よりレベルの高い大学へ行くことができます。
東大は全員教養学部に入ってから学部を決めるように、レベルの高い大学ほど幅広い教養を重視し、文理にとらわれず興味のある学問を学ぶことができます。
実際、私はもともと経済学に興味がありましたが、数学が好きで歴史が苦手だったので理系を選びました。
しかし今は、東工大は理系の学部しかないにも関わらず、経営工学といって名前は違えど理系版の経済学を学ぶことができています。
また、その科目が得意な理由に気づいていないだけで、実は向いている可能性があることも多いです。
理学には興味がなくても物理が得意な人は、事象を根本から理解しようとしたり、論理的に考えることができるから得意なのだと思います。
少なくとも現段階で理系の科目が得意であれば、大学に入ってからどんな学問があるかを知り、より力を発揮できるでしょう。
文転や理転は難しい
文系から理系に変更する理転や理系から文系に変更する文転はかなり難しくで、合格できない大きな要因となり得ます。
特に大変なのは新たに数Ⅲ、物理、化学を学ばなくてはいけない理転です。
進度が授業に合わないため自分で勉強する場合が多いのですが、教科書の内容を理解する段階は誰かに説明してもらわないと内容も難しく、なかなか進めません。
あまりオススメはしませんが、分転は数学を武器に新たに社会科目を追加するだけなので、理系の方がまだ潰しが効くと思います。
ですが文理を変えたいほど強く学びたい学問が見つかったのであれば、それは素晴らしいことだと思うので、その気持ちを出来るだけ尊重して判断してみてください。
まとめ
学ぶ内容を選択できる初めての機会なので、色々戸惑うことも多いと思います。
大学に入って面白い教授がいて初めて興味のある学問ができるなんて場合も多いので、できるだけ可能性を多く残した選択をするのもいいでしょう。
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