勉強計画を立てたことはありますか?
プライベートのスケジュールなどとは異なる勉強計画について解説していきます。
やることを管理できる
いわば勉強スケジュールのようなもので、これから明日、次の1週間で具体的になにをやるのかを事前に決めておくものです。
短期の計画は1日8時間机に座っていたけど単語帳をダラダラ読んでいたなんてことを防げますし、長期の計画は受験直前なのに電磁気の演習に入れていないなんてことを防げます。
志望校に受かる、半年後の成績の目標、1ヶ月で身につけること、1週間のテーマ、今日することの順に長期から短期の目標を立てて、現在の立ち位置を俯瞰できるようにしましょう。
受験までどれだけ時間がないかは計画を立ててみて初めて気付くことです。
自分がどれくらいできるのかを知った上で適当な量の計画を立てるのは難しいですが、高1, 2生は今すぐに始めて練習してください。
勉強量を内容で測ることができる
自分がどれくらい勉強しているかをどうやって把握していますか?
「夏休み〇〇時間以上勉強しましょう」とよく聞くので、「勉強時間」と答える人が多いと思います。
時間も大切な指標ではありますが、集中していなければいくらでも稼げてしまいます。
勉強計画を立てるメリットの一つは自分の勉強量を内容で測ることができる点にあります。
これから何をやるかを書き出すことによって、後から見返して今まで何をやったかもわかるようになります。
また、今は学校や塾があなたの勉強量を管理してくれていますが、受験直前期は学校がなくなるので自分で管理しなくてはいけません。
学校から宿題が出なくなっっても急には自分で管理できないので、そうなる前に自分で管理する習慣を付けましょう。
目標を明確にして、効率を高められる
勉強をするたびに今日は指数関数の積分をできるようにするぞなんて、普通考えないですよね。
ですが、事前に計画を立てるという行動は、自分に必要な勉強を選んで、それをいつやるか決めることなので、日々の学習の目的意識も少し明確になると思います。
特に苦手な分野の復習などの計画を立てている時間は、受験を見据えて現状の自分をきちんと分析していて、非常に有益なことは間違いありません。
具体的な計画の立て方
人それぞれなところはありますが、短期、中期、長期といくつか立てるのをオススメします。
短期はマメな人なら1日、そうでなくても1週間になにをやるのか具体的に書いてください。
私は「7/28 : チャート23〜30…」といった感じに1日のto doリストのようなものを作っていました。
中期は1ヶ月〜半年で模試の日程や参考書の章ごとの予定進度を確認してください。
力学は何日までに終わらせ流のかや、2月の後半に模試があるからそこで目標を達成するためになにをしておくべきかなどです。
そして長期は受験勉強全体を見据え、過去問演習をやり始めたいタイミングや参考書1冊の進度管理をしてください。
受験直前まで物理のエッセンスをやっていては流石に厳しいので、いつぐらいから問題演習に入るべきかなどを前もって決めておきましょう。
まとめ
勉強計画は絶対に必要です。
私は高2から始めたために短い受験勉強期間を、先を見据えた計画をしっかり立てて効率的に使うことができたことが合格に繋がった大きな要因だったと思っています。
闇雲に努力するだけでなく、どうしたら効率を高められるか、その努力を最大化できるのか考えながら、賢く勉強してください。
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