勉強時間が取れない原因を部活のせいにしていませんか?
大学受験を考えて部活を続けるべきなのか、私の考え方を紹介していきます。
私は高2の夏でサッカー部を辞めた
私の部活は非常に大変だったと思います。
休みは週に1回でそれ以外は体力を使い切るまで走るので、とても勉強との両立は考えられず、上の世代の引退に合わせて退部しました。
小学校から続けていましたし、逃げるのかみたいな考え方をしていたので非常に苦渋の決断でしたが、辞めなければ絶対に東工大には合格していなかったと考えています。
もちろん、私は部活で礼儀や体力を身につけることができたので、部活をやることを全否定するわけではありませんが、少なくとも受験の観点から部活を辞めてよかったと考えていることに注意してください。
部活をしていると合格できる可能性は下がる
よく考えてみて、部活に当てている時間に勉強をしている人の方が合格しやすいのは当たり前ではないでしょうか?
たしかに「運動をしていると勉強効率が上がる」とは聞きますが、本当にそうでしょうか?
それは部活のせいで勉強時間が短くなったから集中できたり、受験直前まであまり勉強していなかった分急に伸びるように感じるのだと思います。
もちろん部活をするメリットは多くありますが、大学に合格出来るかには無関係だと思います。
顧問は責任を持たない
部活をしていても合格出来るとは言いますが、その発言をしている人は責任を持って発言していますか?
部活をやっていて自分で勉強時間が捻出できず、合格できなかったとしてもそれは自己責任です。
先生は「体を丈夫に成長させたい」や「友達を作って欲しい」などあなたのためを思って部活を勧めますが、志望校に合格できるのかは自分で考えて判断するべきです。
やめることを逃げると勘違いしない
「1度やめると逃げる癖が付いてしまい、今後辛いことには耐えられなくなる」なんて聞きます。
まあ、それも分かりますが、やめることにも続けるのと同じくらい勇気が必要で、「1度無理をして続けるとやめることや断ることができなくなってしまう」ということだって考えられる訳です。
もし、受験までの時間を計算して、自分の学力では合格できないと考えた上で、受験勉強に時間を回すために部活を切ることは合理的で賢明な判断です。
実際、私は部活を辞めなかったらきっと後悔していましたし、あのとき勇気を出して顧問や担任に告白した判断は間違っていませんでした。
それでも部活をするメリットは大きい
部活に限らず、文化祭や体育祭など多くの勉強とは関係ない時間がありますが、そういった時間は出来るだけ大事にした方がいいです。
義務教育を終えた高校生の目的は勉強することとはいえ、社会性を学んだり思い出を作ることは同じくらい大切なことだと思っています。
自分の勉強時間は確保しつつ文化祭を楽しむことができればベストですが、それができなくても浪人覚悟で高校生活を謳歌する判断も悪くは無いと思います。
大人になってから考えれば、浪人時代にかかったお金よりも高校時代の思い出の方が高い価値を持っているのでは無いでしょうか?
バランスを取ることは非常に難しいですが、文化祭中に勉強をして高校時代の記憶が虚しくなってしまうのも自分の責任です。
まとめ
とにかく部活を続けても合格できる保証はなく、続ける場合には疲れていても集中したり、人一倍隙間時間を使ったりと、その責任は自分で負わなくてはいけないことを忘れないでください。
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