単語帳も熟語帳も両方やるのはしんどくないですか？
今回は例文で単語も熟語も1冊で覚えられるDUOを解説していきます。
単語も熟語も1冊でOK
DUOは例文を覚えて、その中に使われている単語や熟語を吸収していくコンセプトの単語帳です。
イメージはシス単に近いかもしれません。
たった560本の例文に1600単語と1000熟語が詰まっているので、これとは別に熟語帳をやる必要はありません。
ただ、ミニマルフレーズではなく英文なので、主語や述語、文型を意識しながら読まなければならず、読解力は伸ばせるかもしれませんが、単語帳としては少し負荷が重くなってしまうと思います。
ですが、通常の単語帳であれば全ての単語に例文が付いているので、それら全て目を通すことを考えると圧倒的にDUOの方が楽です。
1単語あたりの説明が詳しい
1単語についての説明が長いもので10行程度もあります。
この説明には多義語やその単語を語源とする他の品詞の単語などが載っていて、説明を読めば1600単語にとどまらない量の語彙を獲得できます。
また、発音記号とカタカナの両方で読み方が書かれているので、単語の発音がわかるだけでなく、発音記号もなんとなく覚えることができます。
DUOや鉄録会のように1単語の説明が丁寧な単語帳は、1対1で意味を覚えるものよりも時間はかかりますが、その知識は後々、文法問題集などで詰めなくてはいけないことを考えると、結果的に効率はいいと思います。
TOEIC, TOEFLにも対応
もともとDUOは大学受験だけに特化した単語帳ではなく、大学生や社会人になっても使える基礎的な単語レベルを上げてくれる単語帳です。
英検では準1級レベルの語彙量で、ほとんどの大学入試英語は十分戦えるレベルです。
大学生になるとわざわざ英語の勉強をする人はあまりいないので、高校までで培った英語力はその後も長く役に立ってくれます。
CDが別売り
大体の受験用単語帳はCDが付いていましたが、DUOは完全に別売りです。
本体が1200円で、基礎用CDが2800円、復習用CD1200円と全て揃えると高校生にとって高額になってしまいます。
社会人が英語学習のために買う教材は高くても売れるからなのかな？とは思います。
ですが、単語を覚える上で音声は絶対に聞いて欲しいので、DUOをやる人はためらわずにCDも買うことをオススメします。
まとめ
DUOは非常にメリットが多く、受験勉強の効率も高まる単語帳です。
学校で配られることはあまりなく、CDも付いていないため敷居が高く感じてしまう人も多いですが、本自体はとてもオススメできる内容ですので、いいなと感じた人は是非挑戦してみてください。
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