学校の授業で使っている教科書にリンクした問題集はちゃんと使っていますか?
数学の教科某用問題集として有名な4ステップや4プロセスについて解説していきます。
教科書の知識が定着しやすい
授業でいくら真剣に話を聞いても、定義や定理は実際に自分で使ってみないとなかなか身につきません。
市販の問題集などは色々な問題を解き、経験値を得るために作られていますが、これらの問題集は教科書から得た知識を定着させるために作られています。
なのでこの問題集から同じような入試問題が出ることはまずありません。
やっていて退屈に感じるかもしれませんが、他の問題集とは用途が違うことを意識してください。
問題がシンプルで簡単
これらは最も簡単な問題集です。
問題文を見ても「これらを微分しなさい」などやることもとてもシンプルです。
数学が得意な人はいいテンポで解き進められると思います。
また、本当にオススメしたいのは数学が苦手な人や市販の問題集が難しくて解けない人です。
市販の問題集はほとんどが入試を意識して、実際の入試問題を使っているので、簡単と書かれているものであっても解けない人も多いと思います。
例えば計算が簡単な微分だけでも問題文の言い回しがくどかったりすると、抵抗感があり解けず、本当にやりたかった微分の演習ができないことなどが挙げられます。
入試対策でなく、基礎的な演習をしたい場合は教科書の問題集が最適です。
1周やるだけでいい
この問題集は定義や定理を試しに使ってみるように解くくらいに思って欲しいです。
普段の参考書のように全ての問題を解き切るまで何周もする必要はありません。
できなかったら解説を見て「そういうことか」と納得できればそれでいいでしょう。
教科書の知識を確認し終わったら他の問題集に移り、どんな問題に対してその知識を使うのかを確認してみてください。
学校の宿題となることが多い
数学の授業で宿題として使われる学校が多いのではないでしょうか?
面倒な宿題だと思わず、丁寧に解けば受験勉強にもなります。
むしろ先生が勉強のペースメーカーとなってくれてありがたいと思うようにしましょう。
まとめ
私も高校時代は「塾の宿題や参考書をやった方が効率いいだろ」と思っていましたが、振り返ってみると学校の先生にやらされた4プロのお陰で自分で買った参考書の問題も解けていたんだなと思っています。
発展的な数学の問題をどんどん解きたい気持ちもわかりますが、決して無駄にはならないので、騙されたと思ってやってみてください。
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