基礎をずっと詰めてきた受験生にとって待望の応用内容です!
数Ⅲの大部分を占める微積や極限のみに焦点を当てて書かれた微積の極意を解説していきます。
微積や極限はどんな大学でも出題される
高校数学の最終分野である微積、極限は難関大の入試には必ずと言っていいほど出題されます。
特に東工大など入学後に微積分を計算ツールとして用いることを要求されるような大学では、微積で計算し実際に答えを求める問題が多く出題されます。
微積をしっかりと習得するだけでなく、煩雑な計算も正確に出来るテクニックも必要とされます。
教科書には載ってないテクニックが身につく
「ロルの定理」や「ハサミウチの定理」がどれだけすごいものか考えたことはありますか?
学校ではさらっとしか触れない定理がどれほど奥深く、画期的なのか知ることができます。
また「ロピタルの定理」や「パップス・ギュルダンの定理」などの高校数学の飛び道具とされる定理も解説してあります。
これらは非常に有効ですが大学の範囲の内容になるので、入試で使えるかグレーな定理です。
ですので本来、学校では扱うべきでない内容となっています。
そんな普通に勉強しているだけでは意識できない高度なテクニックを身につけることができます。
使うのは基礎が理解できてから
今までの参考書では「定義→説明→問題演習」といった流れのものがほとんどだったと思いますが、この本は「テクニック1、テクニック2…」というように基礎は理解できている前提で書いてあります。
受験直前期に点数を底上げする目的で使うようにしましょう。
まとめ
今までの参考書とは雰囲気が大きく違うので、刺激的で気分も変わると思います。
この本の発展として『解放の探求・微積分』というものもありますが、完全にオーバーワークです。
微分積分学に興味を持った人は趣味として読んでください。
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